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【ブログ】遭難救助講習会(神奈川県山岳連盟主催)
2016.11.19〜20
神奈川県山岳スポーツセンターにて神奈川県山岳連盟の『遭難救助救助講習会』を行いました。

救助技術総合コースと岩場登攀救助のコース
指導者も受講者ももちろん真剣ですよ。

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富士山の遭難事故について
冬の富士は白の伏魔殿…
今回の冬山事故は、人災…大学の山岳部・山岳会等、積雪期の新人を雪上講習、研修会として頂上アタックに違和感がある。冬の富士は、気象変貌、過酷、危険が伴う。各国の一流登山家(アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、ロシア)がヒマラヤに入るため4合目の佐藤小屋泊で11月〜2月に富士山訓練に来日する。数年前に、公益社団法人日本山岳ガイドとして登山隊(ロシア、ドイツ)と同行したが、生半可では危険のリスクは避けられない。気象判断、体力、経験、技術、知識が不可欠であることを認識すべきである。冬の富士の講習は本番である、一歩間違えば、リスクが大きい。
リーダーが経験あってもグループをまとめ、危険の予知、排除、いわゆるリスクマネージメントが出来なければ指導者として失格である。昨今、情報が容易でにわか登山愛好者が多く事故断続的に多発していることに憂慮する。登山をスポーツと考えるなら、ルールが確率されていないスポーツである。雪山を含む登山は、体力はもちろん、基本的な知識、技術を習得する事が重要と考えられます。新しいことを学ばず古い事に固執し、正常性バイアリス(誤認)があったらその団体、個人にリスクが存在するでしょう。今回の事故で尊い命を落とされた方々に心からご冥福をお祈り申し上げます。
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